探偵と興信所の違いについて

探偵、興信所、調査会社の違い

実は、明確な違いなんて無いのです。
しいて言うなら、

ルーツの違い
興信所は、企業向けに調査を行うBtoBビジネス(企業向けに商売を行う企業)として、 明治時代に始まったと言われています。

日本政府は、縦割り体制なので、網羅的に企業の情報を把握出来ていません。
これは、現在になっても、変わらず、
企業の解散には、登記が必要な為、法務局が掌握しているのにも関わらず、倒産情報の主な発信源は民間です。
このような背景を受け、企業調査を行う興信所は発展していきました。

帝国データバンク(TDB)東京商工リサーチ(TSR)は、 興信所を名乗っていた会社が元となっています。
この歴史ある信用調査会社2社は、現在も各興信所と業務委託の関係で結ばれています。

イメージの違い
興信所と比較し、探偵は、お客さんが、個人のBtoCビジネスのイメージが強いです。

探偵であっても、興信所であっても、調査会社であっても、 特別な権限を持っているわけなく、 捜査権も逮捕権もありませんが、 イメージの違いから 得意とする業務を示すために、看板(屋号)を故意に使い分けている例があります。

※私人逮捕(刑事訴訟法213条))は、個人でも可能です。

事務所の看板から得られる情報

「看板から測る依頼内容に応じた選び方」

屋号に続く名称で選ぶ

探偵 あらゆる依頼を総合的に扱う。
興信所 社内調査や企業調査に強い。
調査会社 調査業務を専門に行う。
信用調査会社 与信などの掛販売や保証人の事前調査を専門に行う
専門調査会社 特定の調査のみを請け負う。ペット捜索もココに該当

あくまでも目安です。
柔軟性と専門性を同時に兼ね備えた「能力の高い探偵」も存在します。

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